みなさんこんにちは!Spain naviのHaruhoです🇪🇸
「ワーホリビザでスペインに到着した後、まず一体何の手続きから始めればいいのかわからない..」
現地での手続きについて不安に思う方も多いと思います。
今回は、スペイン到着後に一番最初に必要な手続き、住民登録(Empadronamiento:エンパドロナミエント)通称「Padron」(パドロン)について詳しく解説していきます!
スペインワーホリのビザ申請方法に関しては↓以下の記事でまとめているのでそちらも参考にしてください。
Empadronamiento(住民登録)とは?
スペイン入国後にまずはじめに行う手続きが「Empadronamiento」(住民登録)です。
Empadronamiento(住民登録)はスペイン到着後、原則1ヶ月以内に申請する必要があります。
住民登録は、国籍を問わずスペインに居住する人をその居住地の市町村区の住民票に登録することで「正式に住んでいる証明」手続きを経て、現在滞在している市区町村の住民として認定されます。
これは、日本でいう住民票みたいなものですね!「Padrón」(パドロン)と呼ばれる場合もあります。
そして渡航前、スペイン大使館へビザの受け取りに行くと、パスポートの返却と一緒に渡される「VISA取得後、スペインに渡航してからの手続き」の紙。
そこには、
- 住民登録(Empadronamiento):これから住む都市の役所(AYUNTAMIENTO)で住民登録。
- 日本大使館或いは日本総領事館での在留届け。
と記載されています。
この用紙の「②日本大使館或いは日本総領事館での在留届け」はオンラインで簡単に手続きを行うことができます。
全て日本語ですので、案内に従って申請を行ってください。
なので、今回はこの用紙に記載されている「①住民登録(Empadronamiento)」について詳しく解説していきますね。
どんな家でも住民登録が可能なの?
基本的には学生寮、シェアハウス、ホームステイ、アパート、知人の家、どの家でも問題なく住所登録を行うことが出来ができます。
一方で、中にはEmpadronamiento(住民登録)が出来ない場合もあります。
憶測ですがだいたいこの3パターン↓
- 単に契約期間 (滞在期間) が短い
- 家主に内緒で賃貸物件の無断または貸している
- 家主が財務省に家賃収入を申告していない
滞在期間が短いと、手続きは出来ないと断れる場合もあるので、どの程度滞在すれば手続き可能かの確認が大事です。
なので、ワーキングホリデーでアパートシェアや語学学校の宿泊施設などを利用している場合は、しっかりEmpadronamiento(住民登録)が出来る宿泊施設かどうかを確認しましょう!
そして、すべてはアパートやマンション(ピソ)、シェアハウスのオーナーやその代理人次第なので、部屋を見に行く前または見学の時点でEmpadronamiento(住民登録)が必要なことをしっかりと伝えて確認しておきましょう!
Empadronamiento(住民登録)の流れ
まずは、Empadronamiento(住民登録)の流れを確認していきましょう!
内容はとてもシンプルです。それではそれぞれのステップを詳しく見ていきましょう!
Step1:手続きをするための予約を取る
Empadronamiento(住民登録)の手続き方法は、住んでいる都市・地域によって多少異なりますが、一般的には、最寄りの市役所で事前に予約をしてから、登録に行く必要があります。
予約方法2つあり、①近くの市役所に直接行って手続きの予約をする方法と②オンラインから予約をする方法がありますが、私は②の方法をオススメします!市役所が忙しかったりすると予約だけの対応をしてもらえないことが稀にあります。
方法①:近くの市役所に直接行って手続きの予約をする
市役所には時間に余裕を持っていくことをおすすめします。そしてスタッフの方に「Empadronamiento(住民登録)の手続きの予約を取りたい。」ということを伝え、スタッフの案内に従いましょう。
方法②:オンラインから予約をする
NIEを選択、自分のナンバーを入力し、Empadronameintoの手続きの日を予約します。
マドリードの方は、Categoría →Padrón y censoを選択、
Trámite→Altas, bajas y cambio de domicilio en Padrónを選択してください。
予約フォーム ↓(フォームは住んでいる地域によって異なるので気をつけましょう。)
・バルセロナの方はこちら
・マドリードの方はこちら
・ビルバオの方はこちら
((🔍「Empadronamiento 都市名」で検索!))
Step2:必要な書類を準備する
それでは、Empadronamiento(住民登録)申請に必要な書類を一つ一つ確認していきましょう!
申請に必要な書類はいくつかあるので、予約日までに集められるかどうかも事前に確認しておくことが大事です。
- Empadronamientoの申請用紙
- パスポート
- 賃貸契約書
- アパートのオーナーの身分証明書のコピー
- NIE番号のコピー
基本的には上記になりますが、必要書類等が地区によって違う場合もあるみたいなので、住む家が決まったら各市役所のホームページ等で確認することをお勧めします。((🔍「Empadronamiento oficina 都市名」で検索!))
①Empadronamientoの申請用紙
1つ目は、申請用紙です。ダウンロードし記入しましょう。
申請用紙ダウンロード(これも住んでいる地域によって異なるので気をつけましょう。)
・バルセロナの場合はこちら
・マドリードの場合はこちら
・ビルバオの場合はこちら
((🔍「Empadronamiento 都市名」で検索!))
オーナーが手続きに一緒に来ない方
オーナーが手続きに一緒に来ない方は、下記の申請用紙と上記の用紙が必要になります。
こちらの書類をオーナーに記入してもらいましょう。
可能であれば、オーナーと一緒に手続きに行くことをオススメします。
②パスポート
2つ目は、パスポートです。
私はパスポートだけで問題ありませんでしたが、他のサイト情報によっては、「パスポートのコピーも必要」と書いてあるものもあるので、コピーをとっておいても良いでしょう。
その際は、顔写真のページとビザのページをコピーしておきましょう。
③賃貸契約書
3つ目は、賃貸契約書です。
契約書の情報が不完全だと申請できないので、オーナーのフルネーム、ピソの階やドアのアルファベット記号なども記載されてるか確認してください。
公共料金の請求書があるとより安心です。
それぞれ異なるので自分が用意するものを確認しましょう!
[語学学校の宿泊施設に滞在している場合]
学校に問い合わせて証明書を発行
[自分でアパートを契約している場合]
その賃貸契約書が必要
[シェアアパートに住んでいて、間借りしている場合]
アパートを実際に契約している人のIDカードとアパートの契約書や公共料金の領収書など(登録する住所と契約者の名前が記載されているもの)。申請時にアパートの契約者が一緒についてきてくれると簡単ですが、無理な場合はIDカードのコピーや公共料金の領収書などを借りましょう。
④アパートのオーナーの身分証明書のコピー
自分の住んでいる賃貸のオーナーの身分証明書のコピーをもらいましょう。
可能であれば、オーナーと一緒に手続きに行くことをオススメします。
申請の時は、全てがスペイン語での会話ということと、手続きにはオーナー個人の書類が必要になってきます。
予約から手続きまでを全てオーナーがやってくれるケースもあるため、物件といいオーナーに巡り合うことができると、イージーです!
⑤NIE番号のコピー
4つ目は、NIE番号のコピーです。
渡航前、スペイン大使館へビザの受け取りに行くと、パスポートの返却と一緒に渡されるNIEの用紙です。
日本でいうマイナンバーのようなものですね。
これを使用することが度々あるので原本を無くさないよう、必ずコピーを取って使うようにしましょう!
Step3:市役所に行き手続きをする
当日、予約した時間に市役所に行き、予約時にもらった予約番号をチケット機に入力して、受付番号をもらって順番を待つだけです!
必要な書類がすべて揃っていれば、手続きは10〜15分で終わります。
Step4:証明書をもらって完了!
最後に紙一枚の証明書をもらって手続き完了です!
お疲れ様でした🌼
必要であれば2〜3枚もらうこともできますよ!
まとめ
今回は、スペイン到着後に必要な手続き「Empadronamiento」(住民登録)について解説しました!
正直、英語でこの手続きしてくれることは基本的になく、大都市のバルセロナやマドリードでさえも公共機関だとスペイン語しか通じない場合がほとんどです。
知らない言語での手続きはとても不安だと思いますが、しっかりコミュニケーションをとったり、周りの人に助けてもらいながら、手続きを頑張ってください!
ご質問やサポート希望等ありましたら、インスタのDMへ質問してくださいね!☺️
スペインワーホリのビザ申請方法に関しては↓こちら。
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